ほぼ1年ぶりのブログです。
1日1日休むことなく、やれることを精一杯務めてきた1年でした。
昨年12月に突然発症した加齢黄斑変性症と向き合う1年でもありました。
ものが歪んで見える自覚があってかかりつけの眼科を受信しこの病の診断となりました。
さっそく、住まいに近い紹介された別の眼科で治療が始まり、
これまでに5回硝子体に薬剤を注射する治療を受けて、
現在のところ視力は病の診断前と変化はありません。
これからも、症状によつて継続的に治療を受けていくことになります。
この加齢黄斑変性は10数年前までは有効な治療方法がなく、
運が悪かったとあきらめるしかない病でしたが、
今は新しい治療方法が開発されています。
そんな治療が続く日々の中で、
昨年買い求めたりした数鉢の植木をプランターに植え、
作業所のベランダから冬の間眺めていました。
ベランダまで吹き込んだ雪が植木に積り、冬景色の盆景となっていました。
ベランダでも鉢植えの冬越しができることが分かったので、
春の訪れとともに園芸店巡りが始まり、
気づけば、すっかり盆栽のとりこになっていました。
盆栽作家と呼ばれる人の多くが、作品である盆栽を我が子のようだといいますが、
確かに手をかけて成長していく過程を観察していると、
愛着もわき、成長していく先々のことを想像するのは楽しいものです。
ここ数年感じていることで、運動が足りていないため、体力の衰えを自覚しています。
春から近くの公園に出かけて歩くようにしました。
ついでに目についた紅葉やコナラの苗を掘って持ち帰り育てているうちに、
色々な種類の盆栽に興味が高まり、
夏ごろから、五葉松、黒松、真柏などの松盆栽に取り組むようになったのです。
水やりや植え替えなどで体を動かす機会も増え、
日々の生活で張りもできたようです。
目の病の治療が続く日々の中で、
気持ちが晴れる何かが必要だったのだと思います。
今ベランダでは秋に香川高松から取り寄せた松が札幌の冬に耐えて春を待っています。
この松たちの手入れができる春の訪れが待ち遠しい日々です。
posted by masao at 23:00|
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